納税管理人とは、日本で納税義務を負う非居住者や外国法人に代わって、税務手続きを行う代理人です。
納税管理人が行う手続きは、非居住者・外国法人の税金の申告・必要書類の提出・納税等の代理、税務当局からの通知・書類の受領等となります。
納税管理人の選任は「納税管理人届出書」を所定の税務署等に提出することで行います。なお、申告及び納税義務がある非居住者は納税管理人を定めなければならないとされ、納税管理人の届出をしなかった場合で一定の条件に該当するときは、所轄税務署長等は納税管理人の届出を求めることができます。指定日までに納税管理人を届出なかったときは、税務署が納税管理人を指定することが可能です。また、非居住者が帰国し居住者になるなどして納税管理人が不要になったときは、納税地を所轄する税務署長に「納税管理人の解任届出書」を提出します。
本用語集は2025年5月1日現在の法令等に基づいて作成しております。これ以降の税制改正等が反映されていない場合がありますのでご留意ください。また、本用語解集は具体的なアドバイスの提供を目的とするものではありません。個別事案の検討・推進に際しては、適切な専門家にご相談くださいますようお願い申し上げます。
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